CHAR

要素別処理組込み関数 (総称)：ASCII 文字集合における指定された位置の文字を返します。これは ICHAR 関数の逆関数です。

形式

result = CHAR (i [, kind] )

i
(入力) 範囲 0 ～ n - 1 の値を持つ整数型。n は ASCII 文字集合中の文字数です。

kind
(省略可能，入力) スカラ整数初期値式。

結果

結果の型は長さ 1 の文字型です。種別パラメタは，基本文字型の種別パラメタです。

結果は，ASCII 文字集合の位置 i の文字です。ICHAR(CHAR(i,kind(c))) の値は，i が 0 ～ n - 1 であれば i となり，CHAR(ICHAR(c),kind(c)) の値は，c がプロセッサーで表現可能な任意の文字であれば c となります。

個別名	引数の型	結果の型
	INTEGER(1)	CHARACTER
	INTEGER(2)	CHARACTER
CHAR 1	INTEGER(4)	CHARACTER
	INTEGER(8)	CHARACTER
1 この個別関数は実引数として渡すことはできません。

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

ACHAR，IACHAR，ICHAR，文字とキー・コード表

例

CHAR (76) の値は 'L' です。

CHAR (94) の値は '^' です。