要素別処理組込み関数 (総称):複素数の共役を計算します。
形式
result = CONJG (z)
z
(入力) 複素数型。
結果
結果の型は z と同じです。z の値が (x, y) の場合,結果の値は (x, -y) となります。
個別名 | 引数の型 | 結果の型 |
---|---|---|
CONJG | COMPLEX(4) | COMPLEX(4) |
DCONJG | COMPLEX(8) | COMPLEX(8) |
QCONJG | COMPLEX(16) | COMPLEX(16) |
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
関連情報
例
CONJG ((2.0, 3.0)) の値は (2.0, -3.0) です。
CONJG ((1.0, -4.2)) の値は (1.0, 4.2) です。
以下に他の例を示します。
COMPLEX z1 COMPLEX(8) z2 z1 = CONJG((3.0, 5.6)) ! (3.0, -5.6) を返します。 z2 = DCONJG((3.0D0, 5.6D0)) ! (3.0D0, -5.6D0) を返します。