DIM

要素別処理組込み関数 (総称):2 つの数値の間の差を返します (差が正の値である場合)。

形式

result = DIM (x, y )

x
(入力) 整数型または実数型。

y
(入力) x と同じ型および種別パラメタを持っていなくてはなりません。

結果

結果の型は x と同じです。結果の値は,xy よりも大きい場合には x - y で,それ以外の場合はゼロです。

個別名 引数の型 結果の型
  INTEGER(1) INTEGER(1)
IIDIM INTEGER(2) INTEGER(2)
IDIM 1 INTEGER(4) INTEGER(4)
KIDIM INTEGER(8) INTEGER(8)
DIM REAL(4) REAL(4)
DDIM REAL(8) REAL(8)
QDIM 2 REAL(16) REAL(16)
1 または JIDIM
2 VMS と U*X

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

DIM (6, 2) の値は 4 です。

DIM (-4.0, 3.0) の値は 0.0 です。

以下に他の例を示します。

	INTEGER i
	REAL r
	REAL(8) d
	i = IDIM(10, 5)			! 5 を返す。
	r = DIM (-5.1, 3.7)		! 0.0 を返す。
	d = DDIM (10.0D0, -5.0D0)	! 15.0D0 を返す。