要素別処理組込み関数 (個別):倍精度の積を返します。これは総称関数が結合されていない個別関数です。この関数を実引数として渡すことはできません。
形式
result = DPROD (x, y)
x
(入力) REAL(4) または REAL(8)。
y
(入力) x と同じ型と種別パラメタ。
結果
x と y の型が REAL(4) の場合,結果の型は REAL(8) です。x と y の型が REAL(8) の場合,結果の型は REAL(16) です。結果の値は,x*y と等価です。
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
例
DPROD (2.0, -4.0) の値は -8.00D0 です。
DPROD (5.0D0, 3.0D0) の値は 15.00Q0 です。
以下に他の例を示します。
REAL(8) d e = 123456.7 d = 123456.7D0 ! DPROD (e,e) は 15241557546.4944 を返します。 ! DPROD (d,d) は 15241556774.8899992813874268904328 を返します。