DRAND, DRANDM

可搬用関数:範囲 0.0 ~ 1.0 内の倍精度乱数を返します。

モジュールUSE DFPORT

形式

result = DRAND (iflag)
result = DRANDM (iflag)

iflag
(入力) INTEGER(4)。乱数が選択される方法を制御。

結果

結果の型は REAL(8) です。返し値は,以下の通りです。

iflag の値 選択過程
1 生成器が再起動され,第 1 乱数値が選択されます。
0 列中の次の乱数が選択されます。
上記以外 iflag を使って生成器に再度種子を作成させ,生成器を再起動し,そして,第 1 乱数値が選択されます。

DRANDDRANDM に違いはありません。両方の関数は,これらのどちらかまたは両方を参照する既存のプログラムの互換性を保証するために含まれています。

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

RANDOM_NUMBERRANDOM_SEED

	USE DFPORT
	REAL(8) num
	INTEGER(4) f
	f=1
	CALL print_rand
	f=0
	CALL print_rand
	f=22
	CALL print_rand
	CONTAINS
	SUBROUTINE print_rand
	num = drand(f)
	print *, 'f= ',f,':',num
	END SUBROUTINE
	END