FLOOR

要素別処理組込み関数 (総称):引数以下で最大の整数を返します。

形式

result = FLOOR (a [, kind])

a
(入力) 実数型。

kind
(省略可能,入力) スカラ整数初期値式。この引数は Fortran 95 の機能です。

結果

kind が存在する場合,種別パラメタは kind によって指定されたものになります。kind が存在しなければ,基本整数型の種別パラメタが使用されます。結果の値は,a 以下の最大の整数です。値を基本整数型の範囲で表現できない場合,結果は不定となります。

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

CEILING

FLOOR (4.8) の値は 4 です。

FLOOR (-5.6) の値は -6 です。

以下に他の例を示します。

	I = FLOOR(3.1)	! 3 を返します。
	I = FLOOR(-3.1)	! -4 を返します。