FP_CLASS

要素別処理組込み関数 (総称):IEEE 実数 (S 浮動小数点,T 浮動小数点,または X 浮動小数点) 引数の分類を返します。

形式

result = FP_CLASS (x)

x
(入力) 実数型。

結果

結果の型は基本整数型です。戻り値は以下のいずれかです。

引数の分類 戻り値
Signaling NaN FOR_K_FP_SNAN
Quiet NaN FOR_K_FP_QNAN
正の無限大 FOR_K_FP_POS_INF
負の無限大 FOR_K_FP_NEG_INF
正の規格化されている数字 FOR_K_FP_POS_NORM
負の規格化されている数字 FOR_K_FP_NEG_NORM
正の規格化されていない数字 FOR_K_FP_POS_DENORM
負の規格化されていない数字 FOR_K_FP_NEG_DENORM
正のゼロ FOR_K_FP_POS_ZERO
Negative Zero FOR_K_FP_NEG_ZERO

上記の戻り値は,Windows システムでは \DF98\INCLUDE のファイル fordef.for に,Tru64 UNIX および Linux システムではファイル fordef.f に,OpenVMS システムではモジュール FORSYSDEF に定義されています。

FP_CLASS (4.0_8) の値は 4 (FOR_K_FP_POS_NORM) です。