可搬用関数:Fortran 外部装置で指定されたファイルの位置を変更します。
モジュール:USE DFPORT
形式
result = FSEEK (lunit, offset, from)
lunit
(入力) INTEGER(4)。ファイルの外部装置番号。
offset
(入力) INTEGER(4)。ファイル・マーカの新しい位置を示す from からのバイト・オフセット。
from
(入力) INTEGER(4)。ファイル中の位置。以下の定義パラメタの 1 つを取ります。
SEEK_SET = 0 - ファイルの先頭
SEEK_CUR = 1 - 現在の位置
SEEK_END = 2 - ファイルの終わり
結果
結果の型は INTEGER(4) です。応答が成功した場合,ゼロが返され,そうでなければ,以下のようなエラー・コードが返されます。
EINVAL - 指定した装置が不正です (開かれていないか不正な装置番号です) または from パラメタが不正です。
lunit で指定されたファイルは,開かれていなければなりません。
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
例
USE DFPORT integer(4) istat, offset, ipos character ichar OPEN (unit=1,file='datfile.dat') offset = 5 ipos = 0 istat=fseek(1,offset,ipos) if (.NOT. stat) then istat=fgetc(1,ichar) print *, 'data is ',ichar end if