要素別処理組込み関数 (総称):ASCII 大小順序に基づいて,文字列がもう一つの文字列より辞書順で小さいかどうかを判定します。Compaq Fortran では,LLT は < 演算子と等価です。
形式
result = LLT (string_a, string_b)
string_a
(入力) 文字型。
string_b
(入力) 文字型。
結果
結果の型は基本論理型です。文字列の長さが異なる場合,短い方の文字列を,長い方の文字列の長さまで,右側に空白を充填して延長した後に比較が行われます。
結果は,string_a が ASCII 大小順序で string_b の前にある場合に真となり,それ以外の場合は偽となります。両方の文字列が長さゼロである場合も,結果は偽となります。
個別名 | 引数の型 | 結果の型 |
---|---|---|
LLT 1 | CHARACTER | LOGICAL(4) |
1 この個別関数は実引数として渡すことはできません。 |
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
関連情報
例
LLT ('TWO', 'THREE') の値は真です。
LLT ('ONE', 'FOUR') の値は偽です。
以下に他の例を示します。
LOGICAL L L = LLT('ABC','ABC') ! .FALSE. を返します。 L = LLT('AAXYZ','ABCDE') ! .TRUE. を返します。