実行時関数:指定した名前で新しいディレクトリを作成します。
モジュール:USE DFLIB
形式
result = MAKEDIRQQ (dirname)
dirname
(入力) CHARACTER*(*)。作成するディレクトリの名前。
結果
結果の型は LOGICAL(4) です。成功すれば .TRUE.,そうでなければ .FALSE. が返されます。
MAKEDIRQQ は,1 度に 1 つのディレクトリしか作成できません。1 コマンドで新しいディレクトリとその下のサブディレクトリを作成することはできません。MAKEDIRQQ は,パス区切り子を変換しません。正しい区切り子としてスラッシュ (/) またはバックスラッシュ (\) のどちらかを使用しなければなりません。
エラーが発生すると,GETLASTERRORQQ を使ってエラー・メッセージを取り出します。可能性あるエラーには,以下のものがあります。
ERR$ACCES - 特権がありません。ファイル (またはディレクトリ) の特権が指定した参照を許可しないように設定されています。
ERR$EXIST - ディレクトリが既に存在しています。
ERR$NOENT - 指定したファイルまたはパスが見つかりませんでした。
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
関連情報
CHANGEDIRQQ,DELDIRQQ,GETLASTERRORQQ
例
USE DFLIB LOGICAL(4) result result = MAKEDIRQQ('mynewdir') IF (result) THEN WRITE (*,*) 'New subdirectory successfully created' ELSE WRITE (*,*) 'Failed to create subdirectory' END IF END