PROGRAM

:主プログラムとしてプログラム単位を識別し,名前を与えます。

形式

[PROGRAM name]

[specification-part]
[execution-part]
[CONTAINS
internal-subprogram-part]
END [PROGRAM [name]]

name
プログラム名。

specification-part
以下のものを除く,1 つまたは複数の宣言文。

宣言文中に自動割付けオブジェクトを入れることはできません。SAVE 文を指定しても効果はありません。

execution-part
ENTRY または RETURN 文を除く,1 つまたは複数の実行構文または文。

internal-subprogram-part
1 つまたは複数の (内部手続を定義する) 内部副プログラム。internal-subprogram-part の前には CONTAINS 文が置かれます。

規則と振る舞い

PROGRAM 文は省略可能です。プログラム単位で,PROGRAM 文の前に置くことができるのは注釈行 または OPTIONSに限られます。

プログラムの最後に必要なものは END 文だけです。END 文の次に名前が続く場合,PROGRAM 文で指定された名前と同じものでなくてはなりません。

プログラム名は大域的なものと見なされ,一意でなくてはなりません。主プログラム中の局所名や,その実行形式プログラム中の他のプログラム単位,外部手続,または共通ブロックの名前であってはなりません。

主プログラムは (直接または間接に) 自分自身を引用することはできません。

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

プログラムとライブラリーのビルド

次に主プログラムの例を示します。

	PROGRAM TEST
	  INTEGER C, D, E(20,20)	! 宣言部
	  CALL SUB_1			! 実行部
	  ...
	  CONTAINS         
	    SUBROUTINE SUB_1		! 内部副プログラム
	    ...
	    END SUBROUTINE SUB_1
	END PROGRAM TEST

以下に他の例を示します。

	PROGRAM MyProg
	PRINT *, 'hello world'
	END