実行時関数:指定したファイルのファイル参照許可モードを設定します。
モジュール:USE DFLIB
形式
result = SETFILEACCESSQQ (filename, access)
filename
(入力) CHARACTER*(*)。参照許可モードを設定するファイルの名前。
access
(入力) INTEGER(4)。参照許可モードの定数値。排他 OR (たとえば IOR や OR) で結合した以下のフラグのどのような組み合わせも可能です。
FILE$ARCHIVE - ファイルがバックアップ装置にコピーされていることを示しています。
FILE$HIDDEN - ファイルが隠されています。コマンド・コンソールから要求したディレクトリ一覧にこのファイルは表示されません。
FILE$NORMAL - ファイルに特別な属性はありません (基本設定)。
FILE$READONLY - ファイルが読み取り専用です。ファイルを読むことはできますが,中身を変更することはできません。
FILE$SYSTEM - オペレーティング・システムが使用するファイルです。
フラグは,モジュール DFLIB.F90 (\DF98\INCLUDE サブディレクトリ) に定義されています。
結果
結果の型は LOGICAL(4) です。成功すれば .TRUE.,そうでなければ .FALSE. が返されます。
ファイルの参照許可モード値を設定するには,適当な参照許可モードを示す定数値を追加します。
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
関連情報
例
USE DFLIB INTEGER(4) permit LOGICAL(4) result permit = 0 ! permit をクリアします permit = IOR(FILE$READONLY, FILE$HIDDEN) result = SETFILEACCESSQQ ('formula.f90', permit) END