問合せ組込み関数 (総称):配列中の要素の総数,または指定された次元に沿った配列の寸法を返します。
形式
result = SIZE (array [, dim] [, kind])
array
(入力) 任意のデータ型の配列。空状態のポインタや,割り付けられていない割付け配列であってはなりません。dim が存在し,array の次元数よりも小さい値である場合,大きさ引継ぎ配列を指定することができます。
dim
(省略可能,入力) n を array の次元数として,1 ~ n の範囲の値を持つスカラ整数。
kind
(省略可能,入力) スカラ整数初期値式。
結果
結果は整数型スカラです。kind が存在する場合,結果の種別パラメタは kind によって指定されたものになります。kind が存在しなければ,結果のの種別パラメタは基本整数型の種別パラメタになります。プロセッサーが結果の種別で結果の値を表現できない場合,結果は不定になります。
dim が存在する場合,結果は array の中の次元 dim の寸法です。dim が存在しない場合,結果は array 中の要素の総数です。
整数の大きさを指定するコンパイラ・オプションの設定は,この関数の結果に影響します。
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
関連情報
例
B が B (2:4, -3:1) として宣言されている場合,SIZE (B, DIM=2) の値は 5 で,SIZE (B) の値は 15 です。
以下に他の例を示します。
REAL(8) array (3:10, -1:3) INTEGER i i = SIZE(array, DIM = 2) ! 5 を返します。 i = SIZE(array) ! 40 を返します。