SPLITPATHQQ

実行時関数：ファイル・パスやディレクトリをその成分に分解します。

モジュール：USE DFLIB

形式

result = SPLITPATHQQ (path, drive, dir, name, ext)

path
(入力) CHARACTER*(*)。成分に分解するパス。スラッシュ (/)，バックスラッシュ (\)，または両方を path に記述することができます。

drive
(出力) CHARACTER*(*)。コロンの前のドライブ文字。

dir
(出力) CHARACTER*(*)。最後のスラッシュを含むディレクトリのパス。

name
(出力) CHARACTER*(*)。ファイルの名前。path にファイルが指定されなかった場合，最下位のディレクトリの名前になります。ファイル名の場合，拡張子は含まれません。

ext
(出力) CHARACTER*(*)。先頭のピリオドを含むファイル拡張子 (もしあれば)。

結果

結果の型は INTEGER(4) です。結果は dir の長さです。

path パラメタは，ファイル仕様のすべてでも一部分でもかまいません。

$MAXPATH は，DFLIB.F90 (\DF98\INCLUDE サブディレクトリ) モジュールで定義されているシンボル定数で，値は 260 です。

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

FULLPATHQQ

例

	USE DFLIB
	CHARACTER($MAXPATH) buf
	CHARACTER(3)        drive
	CHARACTER(256)      dir
	CHARACTER(256)      name
	CHARACTER(256)      ext
	CHARACTER(256)      file

	INTEGER(4)          length

	buf = 'b:\fortran\test\runtime\tsplit.for'
	length = SPLITPATHQQ(buf, drive, dir, name, ext)
	WRITE(*,*) drive, dir, name, ext
	file = 'partial.f90'
	length = SPLITPATHQQ(file, drive, dir, name, ext)
	WRITE(*,*) drive, dir, name, ext

	END