STOP

:プログラム単位の終わりよりも前の時点で,プログラムの実行を終了させます。

形式

STOP [stop-code]

stop-code
(省略可能) メッセージ。これには以下のいずれかを使用することができます。

Windows システムでの効果

stop-code を指定した場合,以下に示すように,効果はその書式によって変わります。

stop-code を指定しないと,STOP 文は次の基本メッセージを標準エラー装置に書き出し,プログラムの実行を終了させます。

	Stop - Program terminated.

プログラムはオペレーティング・システムに対してゼロの状態を返します。

OpenVMS システムでの効果

stop-code を指定すると,STOP 文は指定されたメッセージをターミナルに表示し,プログラムの実行を終了させ,制御をオペレーティング・システムに戻します。

stop-code を指定しないと,メッセージは表示されません。

Tru64 UNIX および Linux システムでの効果

stop-code を指定すると,STOP 文は指定されたメッセージを標準エラー装置に書き出し,プログラムの実行を終了させます。プログラムはオペレーティング・システムに対してゼロの状態を返します。

stop-code を指定しないと,メッセージは出力されません。

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

EXIT

以下の例は,有効な STOP 文を示しています。

	STOP 98
	STOP 'END OF RUN'

	DO
	  READ *, X, Y
	  IF (X > Y) STOP 5555
	END DO

以下に別の例を示します。

		OPEN(1,FILE='file1.dat', status='OLD', ERR=100)
		. . .
	100	STOP 'ERROR DETECTED!'
		END