文字代入文

文字代入文では,変数と式は文字型でなくてはならず,同じ種別パラメタを持っていなくてはなりません。

変数と式は異なる長さであってもかまいません。式の長さが変数の長さよりも大きい場合,文字式は右側で切り捨てられます。式の長さが変数の長さよりも小さい場合,文字式の右側に空白文字が充填されます。

文字部分列に値を代入した場合,その文字部分列に含まれない文字スカラ変数のどの部分でも,文字位置は変更されません。文字部分列の外側の文字位置にすでに値が代入されていた場合,その値は変更されません。文字位置が不定だった場合,不定のままとなります。

以下に,文字代入文として有効な例と無効な例を示します (有効な例では,すべての変数が文字型です)。

有効
FILE = 'PROG2'
REVOL(1) = 'MAR'//'CIA'
LOCA(3:8) = 'PLANT5'
TEXT(I,J+1)(2:N-1) = NAME/ /X
 
無効 説明
'ABC' = CHARS 左辺の要素は,文字変数,配列要素,または文字部分列の引用でなくてはなりません。
CHARS = 25 式が文字型ではありません。
STRING = 5HBEGIN 式が文字型ではありません ホレリス定数は文字列ではなく数値です)