I/O 状態指定子

I/O 状態指定子は,データ転送操作の状態を示す値を格納するための変数を指定します。これは次の形式を取ります。

IOSTAT=i-var

i-var
スカラ整数変数。データ転送文が実行されると,i-var は以下のいずれかの値に設定されます。

正の整数 エラーが発生したことを示します。
負の整数 ファイル終了または記録終了条件が発生したことを示します。実際の負の整数の値は,どの条件が発生したかによって異なります。
ゼロ エラー,ファイル終了,記録終了のどの条件も発生しなかったことを示します。

実行は,データ転送文に続く文,または飛び先指定子 (存在する場合) によって識別された文から再開されます。

ファイル終了条件は,順番 READ 文の実行中にのみ発生します。記録終了条件は,停留 READ 文の実行中にのみ発生します。

関連情報

IOSTAT によって返されるエラー番号については,プログラマーズ・ガイドを参照してください。