前進指定子は,データ転送文で停留 I/O が起こるかどうかを決定します。これは次の形式を取ります。
ADVANCE=c-expr
c-expr
前進 I/O の場合は 'YES',停留 I/O の場合は 'NO' に評価されるスカラ文字式です。基本の値は 'YES' です。
式中の後ろの空白は無視されます。
ADVANCE 指定子は,外部装置を指定する書式付き順番データ転送文でしか使用できません。並びまたは変数群データ転送では指定することはできません。
前進 I/O は,エラー条件が発生しない限り,つねにファイルを記録終了に置きます。停留 I/O は,現在の記録中の文字位置にファイルを置くことができます。
関連情報
前進 I/O と停留 I/O の詳細については,プログラマーズ・ガイドを参照してください。