書式付き順番 WRITE 文は,編集のための書式仕様を使用して (存在する場合),データを 2 進形式から文字形式に変換します。変換されたデータは,順番探査のために接続されている外部ファイルに書き込まれます。
値は組込み型または構造型のオブジェクトから転送することができます。構造型の場合,最終的にこれらの構造化されたオブジェクトを構成する組込み型の構成要素から組込み型の値が転送されます。
出力並びと書式仕様は,記録に対して,記録の大きさよりも多くの文字数を指定してはなりません (記録の大きさは OPEN 文の RECL によって指定されます)。
ファイルが書式なし I/O のために接続されている場合,書式付きデータ転送は禁止されます。
例
次の例は,書式付き順番 WRITE 文を示しています。
WRITE (UNIT=8, FMT='(B)', ADVANCE='NO') C WRITE (*, "(F6.5)", ERR=25, IOSTAT=IO_STATUS) A, B, C
関連情報
WRITE 文については,「WRITE」を参照してください。
順番 WRITE 文の形式については,「順番 WRITE 文の形式」を参照してください。