書式付き索引付き WRITE 文の規則 (VMS のみ)

書式付き索引付き WRITE 文は,編集のための書式仕様を使用して (存在する場合),データを 2 進形式から文字形式に変換します。変換されたデータは,キー探査のために接続されている外部ファイルに書き込まれます。

必要なキー情報はすべて出力記録に含まれているので,制御パラメタの並びにはキー・パラメタは不要です。

書式付き索引付き WRITE 文を使って整数型キーを書き込むと,キーは内部の 2 進形式から外部の文字形式に変換されます。その後,整数キーを使って記録の読み取りを試みると,記録中のキー欄に一致しない可能性があります。

ファイルが書式付き I/O のために接続されている場合,書式なしデータ転送は禁止されます。

次の例を考えます (記録の先頭の 10 バイトが文字キーとなっています)。

	    WRITE (4,100) KEYVAL, (RDATA(I), I=1, 20)
	100 FORMAT (A10, 20F15.7)

WRITE 文は,配列 RDATA の 20 個の要素の変換後の値を,I/O 装置 4 に接続された索引編成ファイルの新しい書式付き記録に書き込みます。記録の探査に使われるキーは KEYVAL です。