書式なし索引付き WRITE 文の規則 (VMS のみ)

書式なし索引付き WRITE 文は,I/O 並びで指定された要素と現在の記録間で,2 進データを (変換なしで) 転送します。

必要なキー情報はすべて出力記録に含まれているので,制御パラメタ並びにはキー・パラメタは不要です。

I/O 並びで指定された値が,書き込み先の固定長記録を充填しなかった場合,記録の未使用の部分はゼロで充填されます。指定された値が記録に収まらなかった場合,エラーが発生します。

順番型の構造データ型は一般に固定長記録書式を持っているので,ファイルの記録書式をモデル化した構造型構造体列を使って索引編成ファイルに書き込みを行うことができます。この方法を使えば,長い I/O 並びを使うのではなく,1 つの構造型変数を使って I/O 操作を実行することができます。非順番型の構造型はこの目的には使用できません。

ファイルが書式なし I/O のために接続されている場合,書式付きデータ転送は禁止されます。

次の例は,書式なし索引付き WRITE 文を示しています。

	WRITE (UNIT=8, IOSTAT=IO_STATUS) A, B, C