出力時にファイルが CARRIAGECONTROL='FORTRAN' が有効な状態で開かれた場合,またはファイルが fortpr 書式化ユーティリティによって処理されていた場合,ライン・プリンタまたはターミナルに送信される記録の最初の文字は,通常は印字されるのではなく,垂直間隔を制御するために使われる文字となります。
次表に,印字のための有効な制御文字を示します。
印字のための制御文字
文字 | 意味 | 効果 |
---|---|---|
+ | 行送りなし | (現在の行の現在位置に) 記録と復帰を出力します。 |
- | 1 行の行送り | (次の行の先頭に) 記録と復帰を出力します。 |
0 | 2 行の行送り | (1 行を飛ばした後に) 記録と復帰を出力します。 |
1 | 次のページ | (新しいページの先頭に) 記録と復帰を出力します。 |
$ | プロンプト | (次の行の先頭に) 記録を出力しますが,復帰は出力しません。 |
ASCII NUL 1 | 前進なしの行送りなし | (現在の行の現在位置に) 記録を出力しますが,復帰は出力しません。 |
1 CHAR( 0 ) として指定します。 |
これ以外の文字は空白として解釈され,印字行からは削除されます。印字のための制御文字を指定しないと,記録の最初の文字は印字されません。