NAME 指定子

NAME 指定子は,ファイルの名前を返します。これは次の形式を取ります。

NAME = nme

nme
装置の接続先のファイルの名前が代入されるスカラ基本文字変数。ファイルが名前を持たない場合,nme は不定となります。

nme に代入される値は,必ずしも FILE 指定子で与えられた値と同じではありません。ただし,代入される値は,切り捨てによって無効にされていない限り,必ず OPEN 文の FILE 指定子で使用可能な値になっています (値の切り捨ては,nme の宣言が小さすぎて,値全体が収まらない場合に起こります)。


注意FILE および NAME 指定子は,OPEN 文で使用されるときには同義語ですが,INQUIRE 文で使用されるときには同義語ではありません。

関連情報

ファイル・パス名の最大の大きさの詳細については,オペレーティング・システムのドキュメント・セットの適切なマニュアルを参照してください。