ACTION 指定子

ACTION 指定子は，そのファイル接続に対して可能な I/O 操作を指定します。これは次の形式を取ります。

ACTION = act

act
以下のいずれかの値に評価されるスカラ基本文字式。

'READ'	この接続に対して READ 文でしか参照できないことを指定します。
'WRITE'	この接続に対して WRITE，DELETE，および ENDFILE 文でしか参照できないことを指定します。
'READWRITE'	この接続に対して READ，WRITE，DELETE，および ENDFILE 文で参照できることを指定します。

基本値は 'READWRITE' です。

しかしながら，コマンド行で /fpscomp:general を指定し，action が省略された場合，システムはまず 'READWRITE' でファイルを開こうとします。これに失敗すると，システムは 'READ' でファイルをもう一度開こうとし，次に 'WRITE' で開こうとします。

この場合，action の省略は ACTION='READWRITE' を指定したものと同じではないことに注意してください。ACTION='READWRITE' を指定し，読み取りと書き込み参照の両方でファイルを開くことができなかった場合，ファイルを開くことはできません。選択した実際の参照モードを決定するために INQUIRE 文を使います。