BUFFERED 指定子は,WRITE 操作後の実行時ライブラリーの動作を指定します。これは次の形式を取ります。
BUFFERED = bf
bf
以下のいずれかの値に評価されるスカラ基本文字式。
'NO' | 実行時ライブラリーに対して,個々の WRITE 操作の後に,ファイル・システムに出力データを送信するように要求します。 |
'YES' | 実行時ライブラリーに対して,ファイル・システムにデータを送信する前に,おそらくは複数の WRITE 操作にわたって出力データを内部バッファに蓄積するように要求します。
バッファリングにより,出力量が多いアプリケーションの実行時性能が改善されることがあります。 |
基本値は 'NO' です。
BUFFERED='YES' が指定されている場合,要求は,出力装置の種類やその他のファイルまたは接続特性に応じて,満たされることも満たされないこともあります。
OPEN に対して BLOCKSIZE と BUFFERCOUNT が指定されている場合,両者の積が内部バッファのバイトの大きさを決定します。そうでなければ,内部バッファの基本の大きさは 8192 バイトとなります。
内部バッファは最も大きな記録を保持できるように拡大されますが,縮小されることはありません。