DISPOSE 指定子

DISPOSE (または DISP) 指定子は,装置を閉じた後のファイルの状態を指定します。これは以下のいずれかの形式を取ります。

DISPOSE = dis
DISP = dis

dis
以下のいずれかの値に評価されるスカラ基本文字式。

'KEEP' または 'SAVE' 装置を閉じた後もファイルを残します。
'DELETE' 装置を閉じた後にファイルを削除します。
'PRINT' 1 ファイルをライン・プリンタ・スプーラに提出し,残します。
'PRINT/DELETE' 1 ファイルをライン・プリンタ・スプーラに提出し,削除します。
'SUBMIT' プロセスをフォークしてファイルを実行します。
'SUBMIT/DELETE' プロセスをフォークしてファイルを実行し,フォーク完了後にファイルを削除します。
1 順編成ファイルでのみ使用できます。

基本値は,スクラッチ・ファイルでは 'DELETE' です。他のすべてのファイルの基本値は 'KEEP' です。