並列指示文の構文規則 (TU*X のみ)

すべての並列コンパイラ指示文には,以下の一般構文規則が適用されます。プログラムを正しくコンパイルし,意味のある結果を得るためには,これらの規則に正確に従わなくてはなりません。

並列指示文の接頭辞 (タグ) は以下のいずれかの形式を取ります。

c$OMP

c$PAR

c
次のいずれか:C (または c),!*

以下に指示文接頭辞のソース形式規則を示します。

並列指示文は継続することができ,継続された並列指示文中に注釈を混在させることができます。指示文接頭辞は,継続された指示文のすべての行に置かれていなくてはなりません。

同じ行で,指示文の後に注釈を置くことができます。

並列指示文と同じ行に他の Fortran 文 (または指示文) を置くことはできません。

並列指示文は継続された Fortran 文中に置くことはできません。

以下に示す例は等価です。

	!$OMP PARALLEL DO &
	!$OMP SHARED(A,B,C)

	!$OMP PARALLEL &
	!$OMP DO SHARED(A,B,C)

	!$OMP PARALLEL DO SHARED(A,B,C)