個別名の引用

有効域中で,手続名は,総称名として確立されておらず,以下のいずれかが真であれば,個別名として確立されます。

個別名として確立されている手続名の引用を解決する際には,以下の規則がこの順序で使用されます。

  1. 以下のどちらかが真である場合,仮引数は仮手続であり,引用はその仮手続に対して行われます。

    1. 有効域は副プログラムであり,その手続名を持つインタフェース本体を含んでいる。

    2. 手続名は EXTERNAL として宣言されており,手続名はその副プログラムの仮引数である。

    引用によって呼び出される手続は,対応する実引数として提供されているものです。

  2. 有効域がインタフェース本体を含んでいるか,手続名が EXTERNAL として宣言されていて,規則 1 が適用されない場合,引用はその名前を持つ外部手続に対して行われます。

  3. 有効域がその手続名を持つ内部手続または文関数を含んでいる場合,引用はその要素に対して行われます。

  4. 手続名が有効域中で INTRINSIC として宣言されている場合,引用はその名前を持つ組込み手続に対して行われます。

  5. 有効域がモジュール手続の名前を参照可能にする USE 文を含んでいる場合,引用はその手続に対して行われます (USE 文では名前の変更が可能なので,引用される名前はモジュール手続の名前とは異なることがあります)。

  6. 上記のどの規則も適用されない場合,引用はこれらの規則を親有効域に対して適用することで解決されます。