配列結合

非ポインタ配列は,連続した記憶列の列を占有します。個々の配列要素について,配列要素順に 1 つの記憶列が対応します。

2 つ以上の配列が同じ記憶位置に結合されている場合,それらの配列は結合されているといいます。1 つの配列に結合されている記憶列の一部が,他の配列に結合されている記憶列の一部またはすべてと同じである場合,部分的に結合されているといいます。

異なるデータ型の配列が同じ記憶位置に結合されており (または部分的に結合されており),1 つの配列の値が (たとえば代入によって) 定義されている場合,他の配列の値は不定となります。これは,配列の要素は,それに結合されている記憶列が配列名と同じ型のデータを含んでいる場合にのみ定義済みと見なされるためです。

プログラムの実行前には,配列要素,部分配列,または全体配列は DATA 文によって定義されます (配列プロパティは,以前の宣言文によって宣言されていなくてはなりません)。プログラムの実行中,配列要素とセクションは代入または入力文によって定義され,全体配列は入力文によって定義されます。

関連情報