次表に Compaq Fortran OpenMP Fortran API 実行時ライブラリー・ルーチンを要約します。これらのルーチンはすべて外部手続です。
OpenMP 並列ルーチンの要約 (TU*X のみ)
| 名前 | 説明 |
|---|---|
| omp_set_num_threads | 次の並列領域で使用するスレッドの数を設定します。 |
| omp_get_num_threads | ルーチンが呼び出された並列領域を実行しているチーム内に現在存在するスレッドの数を取得します。 |
| omp_get_max_threads | omp_get_num_threads() 関数の呼び出しから返される値の最大値を取得します。 |
| omp_get_thread_num | チーム内のゼロから omp_get_num_threads() - 1 の範囲のスレッド番号を取得します。 |
| omp_get_num_procs | プログラムが使用可能なプロセッサーの数を取得します。 |
| omp_in_parallel | 領域が並列実行されているかどうかを通知します。 |
| omp_set_dynamic | 並列領域の実行に使用できるスレッドの数の動的な調節を有効または無効にします。 |
| omp_get_dynamic | 動的スレッド調節が有効になっているかどうかを通知します。 |
| omp_set_nested | 並列処理の入れ子を有効または無効にします。 |
| omp_get_nested | 並列処理の入れ子が有効になっているかどうかを通知します。 |
| omp_init_lock | それ以降の呼び出しで使用されるロックを初期化します。 |
| omp_destroy_lock | ロック変数のすべてのロックとの結合状態を取り消します。 |
| omp_set_lock | 実行中のスレッドを指定されたロックが使用可能になるまで待機させます。 |
| omp_unset_lock | 実行中のスレッドのロックの所有権を解放します。 |
| omp_test_lock | ロック変数に結合されたロックの設定を試みます。 |