実行形式ファイルの作成

アプリケーションの実行形式ファイルを作成する準備ができたら,「Build」メニューを選択します。このメニューでは次の操作が行えます。

プロジェクト定義が完成したら,実行形式ファイルをビルドすることができます。

「Build」メニューから「Build projectname」を (またはいずれかの「Build」ツールバーを) 選択すると,ビジュアル開発環境は依存関係を自動的に更新し,プロジェクトに含まれるすべてのファイルをコンパイルし,リンクします。プロジェクトをビルドする際に,ビジュアル開発環境は,プロジェクト中の最後のビルド以降に変更されたファイルだけを処理します。

「Rebuild All」では,プロジェクトに含まれるすべてのソース・ファイルが強制的にコンパイルし直されます。

ユーザーは現在のプロジェクトを 1 つだけビルドすることもできますし,1 回の操作で複数のプロジェクトをビルドすることもできます (このためにはバッチ・ビルドを行う必要があります)。

プログラムをビジュアル開発環境から実行するには,CTRL+F5 を使うか,「Build」メニュー (または「Build」ツールバー) の「Execute」を使います。また,コマンド行プロンプトから実行することもできます。

プロジェクト内のファイルのコンパイル

プロジェクト・ワークスペース中の任意のプロジェクトの各ファイルを選択し,コンパイルすることができます。このためには,プロジェクト・ワークスペース・ウィンドウ (「FileView」タブ) で,コンパイルしたいファイルを選択します。その後,次のいずれかを実行します。

また,ソース・ウィンドウが活動状態になっている (入力フォーカスを持っている) ときに,CTRL+F7,または「Build」メニュー (あるいは「Build」ツールバー) の「Compile」を使用する方法もあります。