コマンド行を使用するときには,標準出力と標準エラー出力を別々のファイルに,または単一ファイルにリダイレクトすることができます。コマンド行出力をリダイレクトする方法は,使用しているオペレーティング・システムによって異なります。
DF filenames /options 1>one.out 2>two.out
また,次の簡易形式を使用することもできます (1 を省略)。
DF filenames /options >one.out 2>two.out
Windows NT, Windows XP と Windows 2000 システムで,標準出力と標準エラー出力を 1 つの both.out に格納するには,DF コマンドを次のように入力します。
DF filenames /options 1>both.out 2>&1
また,次の簡易形式を使用することもできます (1 を省略)。
DF filenames /options >both.out 2>&1
その後,DF コマンド行の前に EC コマンドを付け,DF コマンド全体を引用符で囲みます。たとえば,標準出力を one.out に,標準エラー出力を two.out に格納するには,次の EC および DF コマンドを (ファイル名とオプションを付けて) 入力します。
ec "df filenames /options >one.out 2>two.out"
Windows 95, Windows 98 または Windows ME システムで,標準出力と標準エラー出力を 1 つの both.out に格納するには,EC および DF コマンドを次のように入力します。
ec "df filenames /options >both.out 2>&1"