構文:
EXPORTS
この文は,1 個以上の定義を,他のプログラムへのエクスポートとして提供します。
EXPORTS は,エクスポート定義一覧の先頭に印を付けます。個々の定義はそれぞれの行に単独で指定しなくてはなりません。EXPORTS キーワードは,最初の定義と同じ行か,その前の行に置くことができます。.DEF ファイルには 1 個以上の EXPORTS 文を含むことができます。
エクスポート定義の構文を次に示します。
entryname[=internalname] [@ordinal [ NONAME]] [DATA]
entryname,internalname,ordinal,NONAME,および DATA 引数についての詳細は,「/EXPORT」を参照してください。
定義をエクスポートする方法は 3 つあります。次に,これらの方法を推奨される順番に示します。
ソース・コード中の cDEC$ ATTRIBUTES DLLEXPORT コンパイラ指示文
LINK コマンドでの /EXPORT 指定
.DEF ファイル中の EXPORTS 文
同じプログラム中で,この 3 つの方法をすべて使用することができます。LINK は,エクスポートを含んでいるプログラムをビルドするときには,ビルドが .EXP ファイルを使用しない限り,インポート・ライブラリーも作成します。