「配列の効率的な使用」で説明した,配列の使用に関する一般的なガイドラインは,I/O 文による配列の読み書きにも適用されます。
不要なオーバーヘッドをなくすために,個々の要素を何度も書き出すのではなく,配列または文字列全体を一度に書き出すようにしてください。I/O 並び中の各項目は,それぞれ独自の呼び出し列を生成します。この処理のオーバーヘッドは,DO 形反復で最も大きくなります。全体配列を参照するときには,DO 形反復を使う代わりに配列名 (Fortran 95/90 配列構文) を使用してください。