メモリー関連の問題が予想される場合を除き,またはデータのオーバーフロー制限に対する感度が高い場合,基本データ型を使用してください。データ精度の誤差や数値オーバーフローがプログラムに影響を与える場合,組込み型と宣言済みのデータ・オブジェクトの型と種別パラメタを指定するようにしてください。基本データ型には可搬性があり,通常はコンパイラが位置合わせを行うので高速なメモリー参照を行えます。一部の非基本データ型は,マシンによってはメモリー参照の速度を低下させる可能性があります。