リソース・エディタには,個々のダイアログ・コントロールのオプションを説明するヘルプが用意されています。リソース・エディタ・ヘルプを表示するには,「Dialog Properties」ボックスの左上の疑問符 (?) をクリックします。
一部のコントロールは複数のプロパティを持っています。表示または変更したいプロパティ名をマウスでクリックしてください。
個々のコントロールのプロパティの変更に加えて,ダイアログボックス自身のプロパティも変更することができます。ダイアログボックス自身のプロパティを変更するには,ボックス内の空いている適当な領域で,左マウス・ボタンをダブルクリックします (または,右マウス・ボタンをクリックして,ポップアップ・メニューから「Properties」を選択します)。ダイアログボックスの「Properties」ボックスが開かれます。
ダイアログが画面上で表示される場所を指定するには,以下の 1 つを行います。
「Properties」ボックスの「General」タブで,x と y の値を変更します。これらには,親ウィンドウに関連したダイアログボックスの左上隅のピクセル位置を指定します。モーダルまたはポップアップ・モードレス・ダイアログボックスに対しては,親ウィンドウはスクリーンです。たとえば,x に 40,y に 40 を指定した場合,スクリーンの左上隅にモーダル・ダイアログボックスが置かれます。
「More Style」タブで,親ウィンドウの中心にダイアログボックスを表示するためには「Center」チェックボックスをクリックし,現在のマウス・ポインタの位置の中心にダイアログボックスを置くためには「Center Mouse」チェックボックスをクリックします。
ダイアログボックスの大きさを変更するには,左マウス・ボタンを押しながら,ボックスの右端または下端をドラッグします。編集ウィンドウよりもダイアログ・ウィンドウを大きくした場合,スクロールバーを使って表示領域を移動します。
後でダイアログボックスの外観を変更することができます。リソース・エディタを起動し,選択したダイアログボックスを表示するには,以下のようにします。
「File」メニューからプロジェクト・ワークスペースを開きます。
「ResourceView」タブをクリックします。
project-name リソースの横のプラス記号 (+) をクリックします。
ダイアログの横のプラス記号 (+) をクリックします。
適切なダイアログ名 (たとえば,IDD_DIALOG1) をダブルクリックします。
既存のコントロールを編集したり,新しい物を追加するためにリソース・エディタを使用します。