通常,MASM 手続を作成するときには,次の手順を実行します。
互換性のあるセグメントを定義し,手続を宣言することで手続の設定を行います。
手続を入力し,適切なスタック・フレームを設定します。
後に変更する予定があるレジスタ値は,レジスタをスタックにプッシュすることで保存します。
スタックに局所データのための空間を予約します (省略可能)。
手続本体で引数を参照します。
スタック空間を返すことで,局所データの割り当てをすべて解除します。
スタックから保存しておいたレジスタをポップすることで,レジスタ値を復元します。
手続を関数として呼び出した場合,値を返します (省略可能)。
呼び出し側のスタック・フレームを復元することで,呼び出し側ルーチンのための設定を行います。
手続を終了し,呼び出し側プログラムに返ります。