アプリケーションへのリソースの取り込み

コマンド行から RC を使って,Win32 を基本とするアプリケーションにリソースを取り込む方法

  1. ビジュアル開発環境のダイアログ・エディタまたはグラフィックス・エディタを使って,アプリケーション内の各ダイアログまたはアイコン用のリソースを作成します。詳細については,『Visual C++ User's Guide』の「Resource Editors」を参照してください。

  2. アプリケーションが使用するリソースを記述するリソース定義ファイル (スクリプトとも呼ばれます) を作成します。

  3. RC.EXE (RC) を使って,スクリプトをリソース (.RES) ファイルにコンパイルします。

  4. コンパイル後のリソース・ファイルをアプリケーションの実行形式ファイルにリンクします。

RC は,コンパイル後のリソースを実行形式ファイルに取り込んだり,ファイルをアプリケーションとしてマークするなどの用途には使用されません。リンカーはコンパイル後のリソース・ファイルを自動的に認識し,実行形式ファイルにリンクします。