オプションは,ダッシュ (-) または斜線 (/) のオプション指定子の後にオプション名を続けたもので構成されます。オプション名は短縮することはできません。一部のオプションは,コロン (:) の後に指定される引数を受け付けます。オプション指定の中では空白やタブは使用できません。コマンド行上のオプション指定の区切りには,1 つ以上の空白またはタブを使用します。
オプション名とそのキーワードまたはファイル名引数では大文字小文字は区別されませんが,引数として使用される識別子では大文字小文字が区別されます。LIB は,コマンド行とコマンド・ファイルで指定された順序でオプションを処理します。異なる引数で同じオプションが繰り返された場合には,最後に処理されるものが優先されます。
次の LIB オプションは,LIB のすべてのモードに適用されます。
ライブラリーのアーキテクチャーを指定します。
LIB の著作権メッセージとバージョン番号の表示を禁止し,コマンド・ファイルのエコー表示を行わないようにします。
セッションの進捗状況の詳細を表示します。この情報は標準出力に送られ,ファイルにリダイレクトすることができます。
その他のオプションは,LIB の特定のモードにのみ適用されます。これらのオプションについては,個々のモードを扱っている節で説明します。