通常の終了または重大 (Severe) エラーまたは例外での終了のどちらかで,Fortran Console,Fortran QuickWin,または Fortran Standard Graphics アプリケーションが実行を終了する時,Fortran 実行時システムは以下の動作を行います。
基本例外ハンドラが使用され,/check:underflow および /fpe:0 が選択されている場合,浮動小数点アンダーフローの総数が報告されます。
開かれているファイルのすべてが閉じられ,要求された DISPOSITION 操作が実行されます。
QuickWin アプリケーションでは,すべての QuickWin ウィンドウが閉じられます。
C 実行時ルーチン exit() がオペレーティング・システムに返すためにステイタス・コードと共に呼び出されます。C 実行時ルーチン exit() は,プロセスを終了するために Win32 API ルーチン ExitProcess を呼び出します (C 実行時ソースの crt0dat.c を参照)。
Fortran DLL または Fortran Windows アプリケーションでは,処理されない I/O プログラミング・エラーは以下の動作を引き起こします。
開かれているファイルのすべてが閉じられ,要求された DISPOSITION 操作が実行されます。
C 実行時ルーチン exit() がオペレーティング・システムに返すためにステイタス・コードと共に呼び出されます。C 実行時ルーチン exit() は,プロセスを終了するために Win32 API ルーチン ExitProcess を呼び出します (C 実行時ソースの crt0dat.c を参照)。
Fortran DLL または Fortran Windows アプリケーションで発生する処理されない例外は,アプリケーションに依存した動作を行います。Fortran 基本ハンドラがないため,動作はハンドラとしてプログラマが何を提供するかに依存します。明示的にハンドラを提供しない場合,主プログラムで提供されている基本機構が動作を決定します。Fortran Windows アプリケーションでは,C 実行時システムがアプリケーションを終了します。