インテル® DAAL 2017 デベロッパー・ガイド

バッチ処理

アルゴリズムの入力

GMM 用 EM 初期化アルゴリズムの入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID

入力

data

EM 初期化アルゴリズムを適用するデータを含む n x p 数値テーブルのポインター。入力は、NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。

アルゴリズムのパラメーター

GMM 用 EM 初期化アルゴリズムのパラメーターは次のとおりです。

パラメーター

デフォルト値

説明

algorithmFPType

double

アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。

method

defaultDense

パフォーマンス指向の計算メソッド。アルゴリズムでサポートされている唯一のメソッドです。

nComponents

適用不可

ガウス混合モデルのコンポーネントの数、必須パラメーター

nTrials

20

EM アルゴリズムの開始の数。

nIterations

10

EM アルゴリズムの各開始の最大反復回数。

seed

777

各開始で初期平均を取得する乱数ジェネレーターのシード値。

accuracyThreshold

1.0e-04

アルゴリズムを終了するしきい値。

アルゴリズムの出力

GMM 用 EM 初期化アルゴリズムは次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

結果 ID

結果

weights

混合重みを含む 1 x k 数値テーブルのポインター。デフォルトでは、この結果は HomogenNumericTable クラスのオブジェクトですが、(PackedSymmetricMatrixPackedTriangularMatrix、および CSRNumericTable を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。

means

各行に i 番目の混合コンポーネントの平均の推定を含む k x p 数値テーブルのポインター。ここで、i=0, 1, …, k-1。デフォルトでは、この結果は HomogenNumericTable クラスのオブジェクトですが、(PackedSymmetricMatrixPackedTriangularMatrix、および CSRNumericTable を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。

covariances

k 数値テーブル、i 番目の混合コンポーネントの p x p 分散共分散行列を含む DataCollection オブジェクトのポインター。デフォルトでは、このコレクションは HomogenNumericTable クラスのオブジェクトを含みますが、(PackedTriangularMatrix および CSRNumericTable を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。

関連情報