インテル® DAAL 2017 デベロッパー・ガイド

計算

入力

目的関数の入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID

入力

argument

目的関数の入力引数を含むサイズ 1 x p の数値テーブル。

パラメーター

目的関数のパラメーターは次のとおりです。

パラメーター

デフォルト値

説明

resultsToCompute

gradient

計算する目的関数の特性を指定する 64 ビット整数のフラグ。

以下の値の 1 つを提供して 1 つの特性を指定するか、ビット単位の OR を使用して特性の組み合わせを指定します。

gradient

勾配

value

hessian

ヘッセ

出力

目的関数は次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

結果 ID

結果

resultCollection

目的関数の結果のポインターのコレクション c。コレクションは以下の順に結果を格納します。

  • c[0]: 指定された引数に目的関数の勾配を含むサイズ 1 x p の数値テーブルのポインター。
  • c[1]: 指定された引数に目的関数の値を含むサイズ 1 x p の数値テーブルのポインター。
  • c[2]: 指定された引数に目的関数のヘッセを含むサイズ p x p の数値テーブルのポインター。

関数の結果が resultsToCompute パラメーターで要求されない場合、コレクションのそれぞれの要素には NULL ポインターが含まれます。

デフォルトでは、コレクションの要素で指定される各数値テーブルは HomogenNumericTable クラスのオブジェクトですが、(PackedSymmetricMatrix および PackedTriangularMatrix を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。

関連情報