バッチ処理

アルゴリズムの入力

Z スコア正規化アルゴリズムの入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID	入力
data	サイズ `n` x `p` の数値テーブルのポインター。このテーブルは、NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。

Z スコア正規化アルゴリズムのパラメーターは次のとおりです。一部のパラメーターは計算メソッド・パラメーター method の特定の値でのみ必要です。

パラメーター	method	デフォルト値	説明
algorithmFPType	defaultDense または sumDense	double	アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。
method	適用不可	defaultDense	利用可能な計算メソッド。 defaultDense - パフォーマンス指向のメソッド sumDense - 数値テーブルに関連付けられた基本的な統計が事前計算された和の場合のアルゴリズムの実装。事前計算された和が定義されていない場合はエラーを返します
moments	defaultDense	`SharedPtr<low_order_moments::Batch<algorithmFPType, low_order_moments::defaultDense> >`	defaultDense メソッドの Z スコア正規化に使用する平均および標準偏差を計算する低次モーメント・アルゴリズムのポインター。詳細は、「バッチ処理 (低次モーメント)」を参照してください。

パラメーター

method

デフォルト値

説明

algorithmFPType

defaultDense

または

sumDense

double

アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。

method

適用不可

defaultDense

利用可能な計算メソッド。

defaultDense - パフォーマンス指向のメソッド
sumDense - 数値テーブルに関連付けられた基本的な統計が事前計算された和の場合のアルゴリズムの実装。事前計算された和が定義されていない場合はエラーを返します

moments

defaultDense

SharedPtr<low_order_moments::Batch<algorithmFPType, low_order_moments::defaultDense> >

defaultDense メソッドの Z スコア正規化に使用する平均および標準偏差を計算する低次モーメント・アルゴリズムのポインター。詳細は、「バッチ処理 (低次モーメント)」を参照してください。

Z スコア正規化アルゴリズムは次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

結果 ID	結果
normalizedData	正規化の結果を格納する `n` x `p` 数値テーブルのポインター。デフォルトでは、この結果は HomogenNumericTable クラスのオブジェクトですが、(PackedSymmetricMatrix、PackedTriangularMatrix、および CSRNumericTable を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。

インテル® DAAL ディレクトリーの次のサンプルを参照してください。

C++: ./examples/cpp/source/normalization/zscore_batch.cpp

Java*: ./examples/java/source/com/intel/daal/examples/normalization/ZScoreBatch.java

Python*: ./examples/python/source/normalization/zscore_batch.py