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インテル® DAAL 2017 デベロッパー・ガイド

オンライン処理

オンライン処理モードのナイーブベイズ分類器アルゴリズムは、訓練段階でのみ使用できます。

この計算モードは、データがブロック i = 1, 2, 3, … nblocks で到着すると仮定します。

訓練

オンライン処理モードのナイーブベイズ分類器は、「使用モデル: 訓練と予測」で説明されている一般的なワークフローに従います。

オンライン処理モードのナイーブベイズ分類器の入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID

入力

data

現在のデータブロックを表す ni x p 数値テーブルのポインター。このテーブルは、NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。

labels

現在のデータブロックに関連付けられたクラスラベルを含む ni x 1 数値テーブルのポインター。このテーブルは、NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。

オンライン処理モードのナイーブベイズ分類器のパラメーターは次のとおりです。

パラメーター

デフォルト値

説明

algorithmFPType

double

アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。

method

defaultDense

ナイーブベイズ分類器に利用可能な計算メソッド。

  • defaultDense - デフォルトのパフォーマンス指向の計算メソッド
  • fastCSR - CSR 数値テーブル用のパフォーマンス指向の計算メソッド

nClasses

適用不可

クラスの数、必須パラメーター。

priorClassEstimates

1/nClasses

事前クラス推定を含むサイズ nClasses のベクトル。各ベクトル要素にはデフォルト値が適用されます。

alpha

1

特徴の仮定の生起回数を含むサイズ p のベクトル。各ベクトル要素にはデフォルト値が適用されます。

出力の説明は、「使用モデル: 訓練と予測」を参照してください。

サンプル

インテル® DAAL ディレクトリーの次のサンプルを参照してください。

C++:

Java*:

Python*:

関連情報