インテル® DAAL 2017 デベロッパー・ガイド
バックワード損失ソフトマックス・クロスエントロピー層の入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。
入力 ID |
入力 |
|
---|---|---|
inputGradient |
前の層で計算された入力勾配を格納するテンソルのポインター。この入力は、Tensor の派生クラスのオブジェクトです。 |
|
inputFromForward |
バックワード損失ソフトマックス・クロスエントロピー層に必要なデータのコレクション。 |
|
要素 ID |
要素 |
|
auxProbabilities |
フォワード損失ソフトマックス・クロスエントロピー層の確率を格納するサイズ n1 x ... x np のテンソル si1...ip のポインター。この入力は、Tensor の派生クラスのオブジェクトです。 |
|
auxGroundTruth |
フォワード損失ソフトマックス・クロスエントロピー層の正解データを格納するサイズ 1 x ... x nk x ... x 1 のテンソル T のポインター。この入力は、Tensor の派生クラスのオブジェクトです。 |
最後の層には入力勾配がないため、inputGradient フィールドは NULL ポインターを格納します。
バックワード損失ソフトマックス・クロスエントロピー層のパラメーターは次のとおりです。
パラメーター |
デフォルト値 |
説明 |
|
---|---|---|---|
algorithmFPType |
float | アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。 |
|
method |
defaultDense | パフォーマンス指向の計算メソッド。層でサポートされている唯一のメソッドです。 |
|
accuracyThrehsold |
0.0001 | 対数値を計算するときに変換を中止するしきい値。 |
バックワード損失ソフトマックス・クロスエントロピー層は次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。
結果 ID |
結果 |
|
---|---|---|
gradient |
バックワード損失ソフトマックス・クロスエントロピー層の結果を格納するサイズ n1 x n2 x ... x np のテンソルのポインター。この入力は、Tensor の派生クラスのオブジェクトです。 |