インテル® DAAL 2018 デベロッパー・ガイド
ランダムフォレスト分類および回帰は、「訓練と予測」 > 「分類」 > 「使用モデル」で説明されている一般的なワークフローに従います。
入力と出力の説明は、「訓練と予測」 > 「分類」 > 「使用モデル」を参照してください。
訓練段階での決定木回帰のパラメーターは次のとおりです。
パラメーター |
デフォルト値 |
説明 |
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---|---|---|---|
seed |
777 |
ブートストラップ・セットの選択、木のすべての分割ノードでの特徴の分割、MDA 変数の重要度の計算に必要な並べ替えの生成に使用される、乱数ジェネレーター用のシード。 |
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nTrees |
100 |
森の木の数。 |
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observationsPerTreeFraction |
1 |
単一木訓練のブートストラップ・セットの作成に使用される訓練セット S の割合。0 < observationsPerTreeFraction <= 1。観測数は置換でランダムにサンプリングされます。 |
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featuresPerNode |
0 |
ノードで分割を試す特徴の数。パラメーターが 0 に設定されている場合、ライブラリーは、分類には特徴の数の平方根、回帰には (特徴の数)/3 を使用します。 |
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maxTreeDepth |
0 |
最大の木の深さ。デフォルトは 0 (無制限) です。 |
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minObservationsInLeafNodes |
1 (分類) または 5 (回帰) |
葉ノードの最小観測数。 |
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impurityThreshold |
0 |
停止基準として使用されるしきい値。ノードの不純度値がしきい値よりも小さい場合、ノードはそれ以上分割されません。 |
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varImportance |
none |
変数の重要度計算モード。 設定可能な値は次のとおりです。
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resultsToCompute |
0 |
計算するランダムフォレストの追加の特性を指定する 64 ビット整数のフラグ。以下の値の 1 つを提供して 1 つの特性を指定するか、ビット単位の OR を使用して特性の組み合わせを指定します。
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回帰または分類器の出力に加えて、ランダムフォレストは次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。
結果 ID |
結果 |
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outOfBagError |
計算された OOB (Out-of-bag) 誤差を含むサイズ 1 x 1 の数値テーブル (computeOutOfBagError オプションが有効な場合)。デフォルトでは、この結果は HomogenNumericTable クラスのオブジェクトですが、NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。 |
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variableImportance |
各特徴の変数の重要度値を含むサイズ 1 x p の数値テーブル。varImportance パラメーターを none に設定した場合、ライブラリーはテーブルに NULL ポインターを格納します。デフォルトでは、この結果は HomogenNumericTable クラスのオブジェクトですが、(PackedSymmetricMatrix および PackedTriangularMatrix を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。 |