インテル® DAAL 2018 デベロッパー・ガイド

バッチ処理

層の入力

フォワード・ドロップアウト層の入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID

入力

data

フォワード・ドロップアウト層の入力データを格納するサイズ n1 x n2 x ... x np のテンソルのポインター。この入力は、Tensor の派生クラスのオブジェクトです。

層のパラメーター

ニューラル・ネットワーク層の共通パラメーターは、「共通パラメーター」を参照してください。

共通パラメーターに加えて、フォワード・ドロップアウト層には次のパラメーターがあります。

パラメーター

デフォルト値

説明

algorithmFPType

float

アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。

method

defaultDense

パフォーマンス指向の計算メソッド。層でサポートされている唯一のメソッドです。

retainRatio

0.5

特定の要素を保持する確率。

seed

777

マスク要素の乱数生成用のシード。

層の出力

フォワード・ドロップアウト層は次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

結果 ID

結果

value

フォワード・ドロップアウト層の結果を格納するサイズ n1 x n2 x ... x np のテンソルのポインター。この入力は、Tensor の派生クラスのオブジェクトです。

resultForBackward

バックワード・ドロップアウト層に必要なデータのコレクション。Tensor の派生クラスのオブジェクトをコレクションに含めることができます。

要素 ID

要素

auxRetainMask

特定の要素を保持する確率で分割されたベルヌーイ確率変数値 (ドロップした位置は 0、その他は 1) を格納するサイズ n1 x n2 x ... x np のテンソル M のポインター。この入力は、Tensor の派生クラスのオブジェクトです。

サンプル

C++: dropout_layer_dense_batch.cpp

Java*: DropoutLayerDenseBatch.java

Python*: dropout_layer_dense_batch.py

関連情報