インテル® DAAL 2018 デベロッパー・ガイド

切断ガウス・イニシャライザー

切断ガウス・イニシャライザーは、平均 μ、標準偏差 σ で切断範囲 [a, b] に属するガウス確率密度関数の変量で p 次元のテンソル XRn1 x ... x np を初期化するイニシャライザー・アルゴリズムです。ここで、b > aμσR、および σ > 0。

切断範囲の境界は次のように定義されます。

アルゴリズムのパラメーター

イニシャライザー・インターフェイスの共通パラメーターに加えて、切断ガウス・イニシャライザーには次のパラメーターがあります。

パラメーター

デフォルト値

説明

algorithmFPType

float

アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。

method

defaultDense

逆累積分布関数 (CDF) 変換メソッド。パフォーマンス指向の計算メソッド。アルゴリズムでサポートされている唯一のメソッドです。

mean

0

平均 μ

sigma

1

標準偏差 σ

a

mean - 2*sigma

切断範囲の下限。負の無限大に設定した場合、左側切断はありません。

b

mean + 2*sigma

切断範囲の上限。正の無限大に設定した場合、右側切断はありません。

非推奨:seed

777

これは古いパラメーター (非推奨) で、将来のリリースで削除される予定です。
切断ガウス変量の乱数生成用のシード。

関連情報