インテル® DAAL 2018 デベロッパー・ガイド

バッチ処理

アルゴリズムの入力

コレスキー分解の入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID

入力

data

コレスキー分解を計算する、対称正定値行列 X を表す p x p 数値テーブルのポインター。入力は、対称行列を表すことができる NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。例えば、PackedTriangularMatrix クラスは対称行列を表すことはできません。

アルゴリズムのパラメーター

コレスキー分解のパラメーターは次のとおりです。

パラメーター

デフォルト値

説明

algorithmFPType

float

アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。

method

defaultDense

パフォーマンス指向の計算メソッド。アルゴリズムでサポートされている唯一のメソッドです。

アルゴリズムの出力

コレスキー分解は次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

結果 ID

結果

choleskyFactor

下三角行列 L (コレスキー因数) を表す p x p 数値テーブルのポインター。デフォルトでは、この結果は HomogenNumericTable クラスのオブジェクトですが、(PackedSymmetricMatrix クラス、CSRNumericTable クラス、および upperPackedTriangularMatrix レイアウトの PackedTriangularMatrix クラスを除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。

サンプル

C++: cholesky_dense_batch.cpp

Java*: CholeskyDenseBatch.java

Python*: cholesky_dense_batch.py

関連情報