インテル® DAAL 2018 デベロッパー・ガイド

バッチ処理

アルゴリズムの入力

min-max 正規化アルゴリズムの入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID

入力

data

サイズ n x p の数値テーブルのポインター。このテーブルは、NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。

アルゴリズムのパラメーター

min-max 正規化アルゴリズムのパラメーターは次のとおりです。

パラメーター

デフォルト値

説明

algorithmFPType

float

アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。

method

defaultDense

パフォーマンス指向の計算メソッド。アルゴリズムでサポートされている唯一のメソッドです。

lowerBound

0.0

特徴のスケール値を正規化する範囲の下限。

upperBound

1.0

特徴のスケール値を正規化する範囲の上限。

moments

SharedPtr<low_order_moments::Batch<algorithmFPType, low_order_moments::defaultDense> >

defaultDense メソッドの min-max 正規化に使用する最小値および最大値を計算する低次モーメント・アルゴリズムのポインター。詳細は、「低次モーメント」 > 「バッチ処理」を参照してください。

アルゴリズムの出力

min-max 正規化アルゴリズムは次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

結果 ID

結果

normalizedData

正規化の結果を格納する n x p 数値テーブルのポインター。デフォルトでは、この結果は HomogenNumericTable クラスのオブジェクトですが、(CSRNumericTablePackedSymmetricMatrix、および PackedTriangularMatrix を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。

サンプル

C++: minmax_dense_batch.cpp

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