インテル® DAAL 2018 デベロッパー・ガイド

フォワード損失ロジスティック・クロスエントロピー層

損失ロジスティック・クロスエントロピー層は、損失層のインターフェイスを実装します。

サイズ n1 のバッチ次元を含む 2 次元の入力テンソル XRn1 x 1 および 2 次元の TRn1 x 1 について、層はロジスティック・クロスエントロピー値で 1 次元のテンソル Y を計算します。



ここで、log は自然対数、σ(x) はロジスティック関数、pri ∈ [0,1] はサンプルが 2 つのクラスのうち最初のクラスに属する確率です。

問題ステートメント

以下の項目を指定します。

次のような 1 次元のテンソル YR 1 を計算します。







ライブラリーは、si の値の計算に数値的に安定した式を使用します。



ここで、

p 次元の入力テンソルのサイズが n1 x 1 x ... x 1 の場合、必要な n1 x 1 サイズの入力テンソルを得るため、ロジスティック損失層の前に Reshape 層を挿入します。