インテル® DAAL 2018 デベロッパー・ガイド

分布

乱数分布ジェネレーターは、異なる種類の離散分布および連続分布で乱数を生成します。数は、要求された累積分布関数 (CDF) に応じて一様分布変量を変換して生成されます。

インテル® DAAL では、分布は、要求された CDF に従ってメモリーのインプレース初期化を実行するアルゴリズム・インターフェイスを表します。

アルゴリズムの入力

分散アルゴリズムの入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID

入力

tableToFill

サイズ nxp の数値テーブルのポインター。

この入力は、(CSRNumericTablePackedSymmetricMatrixPackedTriangularMatrix、および MergedNumericTable を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトです (上記のテーブルの種類の 1 つを含む場合)。

アルゴリズムのパラメーター

分散アルゴリズムには次の共通パラメーターがあります。

パラメーター

デフォルト値

説明

engine

SharePtr< engines:: mt19937:: Batch>()

乱数エンジンのポインター。

アルゴリズムの出力

分散アルゴリズムは次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

結果 ID

結果

randomNumbers

アルゴリズムの結果を含む nxp 数値テーブルのポインター。インテル® DAAL では、分布アルゴリズムはインプレースで行われます。アルゴリズムは分布の結果のメモリーを割り当てることなく、格納された入力のポインターを返します。