インテル® DAAL 2018 デベロッパー・ガイド

計算

アルゴリズムの入力

反復ソルバー・アルゴリズムの入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID

入力

inputArgument

開始引数 θ0 の値を含むサイズ p x 1 の数値テーブル。

optionalArgument

アルゴリズム固有の組込みパラメーターのセットを含む OptionalArgument クラスのオブジェクト。セットの詳細な定義は、上記の問題ステートメントおよび各アルゴリズムの説明を参照してください。

アルゴリズムのパラメーター

反復ソルバー・アルゴリズムのパラメーターは次のとおりです。

パラメーター

デフォルト値

説明

function

適用不可

関数和として表される目的関数。

nIterations

100

アルゴリズムの最大反復回数。

accuracyThreshold

1.0-e5

アルゴリズムの正解率。この正解率に達するとアルゴリズムは終了します。

optionalResultRequired

false

組込みパラメーターのセットをソルバーが返すかどうかを示します。

アルゴリズムの出力

反復ソルバー・アルゴリズムは次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

結果 ID

結果

minimum

引数 θ* の値を含むサイズ p x 1 の数値テーブル。デフォルトでは、この結果は HomogenNumericTable クラスのオブジェクトですが、(PackedSymmetricMatrix および PackedTriangularMatrix を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。

nIterations

アルゴリズムにより行われる 32 ビット整数の反復回数を含むサイズ 1 x 1 の数値テーブル。デフォルトでは、この結果は HomogenNumericTable クラスのオブジェクトですが、(CSRNumericTablePackedSymmetricMatrix、および PackedTriangularMatrix を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。

optionalResult

アルゴリズム固有の組込みパラメーターのセットを含む OptionalArgument クラスのオブジェクト。セットの詳細な定義は、上記の問題ステートメントおよび各アルゴリズムの説明を参照してください。

関連情報