インテル® IPP 2019 デベロッパー・ガイド
インテル® IPP のインストールが完了すると、インテル® IPP インストール・ディレクトリーの bin サブディレクトリーにあるスクリプトファイルの 1 つを使用して、コマンドシェルで環境変数を設定できます。
Windows*:
ippvars.bat | IA-32 およびインテル® 64 アーキテクチャーの場合 |
Linux* および macOS*:
アーキテクチャー | シェル | スクリプトファイル |
---|---|---|
IA-32 およびインテル® 64 | C | ippvars.csh |
IA-32 およびインテル® 64 | Bash | ippvars.sh |
ippvars スクリプトを使用する場合、引数としてアーキテクチャーを指定する必要があります。次に例を示します。
ippvars.bat ia32
Windows* 上で IA-32 アーキテクチャーを使用するインテル® IPP 用の環境を設定します。
ippvars.sh intel64
Linux* および macOS* 上でインテル® 64 アーキテクチャーを使用するインテル® IPP 用の環境を設定します。
スクリプトは、次の環境変数を設定します。
Windows* | Linux* | macOS* | 目的 |
---|---|---|---|
IPPROOT | IPPROOT | IPPROOT | インテル® IPP のインストール・ディレクトリーをポイントします。 |
LIB | N/A |
N/A |
インテル® IPP シングルスレッド・ライブラリーの検索パスを追加します。 |
PATH | LD_LIBRARY_PATH | DYLD_LIBRARY_PATH | インテル® IPP シングルスレッド DLL の検索パスを追加します。 |
INCLUDE | N/A |
N/A |
インテル® IPP ヘッダーファイルの検索パスを追加します。 |