インテル(R) インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ (インテル(R) IPP) 5.1 Linux* 版 (インテル(R) Itanium(R) アーキテクチャー用)
リリースノート

目次

概要
インテル IPP 5.1 の新機能
動作環境
インストール
その他の情報のリソース
テクニカルサポートとフィードバック
ライセンス定義

概要

インテル(R) インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ (インテル(R) IPP) 5.1 Linux* 版には、以下の 5 つのインストール・パッケージが含まれています。

このリリースノートは、インテル IPP 5.1 Linux 版 (インテル Itanium アーキテクチャー用) インストール・パッケージについて説明します。

インテル IPP は、一般的な信号、イメージ、音声、画像、暗号化、テキスト文字列とオーディオ処理、ベクトル操作と行列演算を含む広範囲な機能を提供するソフトウェア・ライブラリーです。MP3 (MPEG-1 オーディオ、レイヤー 3)、MPEG-4、H.263、JPEG、GSM-AMR* および G723 のようなオーディオ、ビデオ、音声コーデック用の高度なプリミティブに加えて、コンピューター・ビジョンもカバーします。インテル IPP ライブラリーは、各関数でさまざまなデータタイプとレイアウトをサポートし、使用されるデータ構造の数を最小化することで、開発者がアプリケーションのデザインと最適化に選択できる豊富なオプションのセットを提供します。

インテル IPP は、プロセッサーに含まれるマルチメディアや信号処理機能を活用するクロスプラットフォームの低水準ソフトウェアレイヤーです。MMX テクノロジー、ストリーミング SIMD 拡張命令、ストリーミング SIMD 拡張命令 2、および Intel XScale(R) テクノロジーなどの最新のインテル(R) アーキテクチャーの拡張機能が利用できます。インテル IPP は、インテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサー、インテル Itanium 2 プロセッサー、インテル(R) Xeon(R) プロセッサー、および Intel XScale テクノロジーを利用するインテル(R) PCA アプリケーション・プロセッサー用に最適化されています。広範囲なアーキテクチャーで単一の API を利用できるので、ISV はプラットフォームの互換性を保ちながら開発コストを削減することができます。インテル IPP を使用すると、基本的な関数の統合が単純化されるので、製品の開発に集中することができます。

インテル(R) ソフトウェア開発製品の詳しい情報については、http://www.intel.co.jp/jp/developer/software/products/ を参照してください。 関連製品の一部を次にリストします。

インテル IPP 5.1 の新機能

動作環境

Itanium ベースのアプリケーションを開発するための最小ハードウェア要件

Itanium ベースのアプリケーションを開発するためのソフトウェア要件

インストール

インテル IPP のインストールに関する情報は、「インストール・ガイド」を参照してください。デフォルトのインストール・ディレクトリーは次のとおりです。

その他の情報のリソース

テクニカルサポートとフィードバック

インテルでは、お客様からのフィードバックを非常に重視しております。本製品で提供されるツールについてのテクニカルサポートおよび FAQ や製品のアップデート情報を含むテクニカル情報を利用するには、https://premier.intel.com でインテル(R) プレミアサポート・アカウントに登録してください。この製品のシリアル番号はここで登録してください。

注: 代理店がこの製品のテクニカルサポートを行っている場合は、インテルではなく代理店までご連絡ください。

インテル IPP の FAQ、ヒント、ユーザーフォーラム、およびその他のサポート情報は、ここ (英語) を参照してください。
一般的なサポート情報については、この Web サイト (英語) を参照してください。 

問題の送信

問題を送信する手順は次のとおりです。
1. https://premier.intel.com/ にアクセスします。
2. サイトにログインします。ユーザー名とパスワードの大文字と小文字は区別される点に注意してください。
3. [Product] ドロップダウン・リストの隣の [Go] ボタンをクリックします。
4. 左側のナビゲーション・バーの [Submit Issue] リンクをクリックします。
5. [Product Type] ドロップダウン・リストから [Development Environment (tools,SDV,EAP)] を選択します。
6. ソフトウェアまたはライセンスに関する問題の場合は、[Product Name] ドロップダウン・リストから [Intel(R) IPP for Linux*] を選択します。
7. 質問を入力します。ウィンドウの残りのフィールドも記入して、問題箇所の送信を完了します。

問題の報告および製品に関するご意見を送信される際のガイドライン
1. 問題、その他ご意見を入力してください。
    問題の報告の場合は、その問題を再現できるように、できるだけ具体的に説明してください。できるだけ簡単なテストケースを含めてください。
2. システム構成情報を入力します。
    また、問題の解決に役立つと思われる情報 (オペレーティング・システム、インストールしているアプリケーションの名前とバージョン、その他) はすべてお伝えください。

ライセンス定義

ライセンス定義およびライブラリーの制限については、ライセンス・ファイルを参照してください。

MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4、H.263、H.264、MP3、DV、G.722.1、G.723.1A、G.726、G.728、G.729、GSM/AMR、GSM/FR、JPEG、JPEG 2000、Aurora、TwinVQ、AC3 および AAC は、ISO、IEC、ITU、ETSI およびその他の組織によって制定されている国際標準規格です。これらの標準規格の実装、または標準規格対応のプラットフォームの使用には、インテルを含むさまざまな組織からのライセンス許諾が必要になる場合があります。

本資料で提供される情報は、予告なく変更されることがあります。インテルは本資料の内容およびこれに関連して提供されるソフトウェアにエラー、誤り、不正確な点が含まれていたとしても一切責任を負わないものとします。本資料およびこれに記載されているソフトウェアはライセンス契約に基づいて提供されるものであり、その使用および複製はライセンス契約で定められた条件下でのみ許可されます。本資料は、明示されているか否かにかかわらず、また禁反言によるとよらずにかかわらず、いかなる知的財産権のライセンスを許諾するためのものではありません。本資料に掲載されている情報は、インテル製品の概要説明を目的としたものであり、インテルによる確約と解釈されるべきものではありません。

製品に付属の売買契約書『Intel's Terms and Conditions of Sales』に規定されている場合を除き、インテルはいかなる責を負うものではなく、またインテル製品の販売や使用に関する明示または黙示の保証 (特定目的への適合性、商品性に関する保証、第三者の特許権、著作権、その他、知的所有権を侵害していないことへの保証を含む) に関しても一切責任を負わないものとします。インテル製品は、医療、救命、延命措置、重要な制御または安全システム、核施設などの目的に使用することを前提としたものではありません。

機能や命令の中に「予約済み」または「未定義」と記されているものがありますが、その機能が存在しない状態や何らかの特性を設計の前提にしてはなりません。これらの項目は、インテルが将来のために予約しているものです。インテルが将来これらの項目を定義したことにより、衝突が生じたり互換性が失われたりしても、インテルは一切責任を負わないものとします。

本資料で説明されているソフトウェアには、不具合が含まれている可能性があり、公開されている仕様とは異なる動作をする場合があります。現在までに判明している不具合の情報については、インテルのサポートサイトをご覧ください。

Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel XScale、Itanium、MMX、Pentium、Xeon は、米国およびその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標または登録商標です。

* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。
 
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