インテル® IPP 9.0 ユーザーズガイド
実装レイヤーと特定のパラメーターに応じて、一部のインテル® IPP 関数では、係数の保持と作業バッファーに必要なメモリー容量が異なります。この違いに対応するには、次の操作を行います。
pBuffer 引数 (外部メモリーバッファー) を含むインテル® IPP 関数を使用する場合、より優れた効率とパフォーマンスが得られるように、アプリケーションの 1 つの場所ですべての <操作関数>GetSize API を呼び出し、最大サイズの 1 つのバッファーのみ割り当てることを推奨します。 このアプローチにより、システムメモリーとすべてのキャッシュレベルの最適な使用が保証されます。
インテル® コンパイラーは、互換マイクロプロセッサー向けには、インテル製マイクロプロセッサー向けと同等レベルの最適化が行われない可能性があります。これには、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 2 (インテル® SSE2)、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 3 (インテル® SSE3)、ストリーミング SIMD 拡張命令 3 補足命令 (SSSE3) 命令セットに関連する最適化およびその他の最適化が含まれます。インテルでは、インテル製ではないマイクロプロセッサーに対して、最適化の提供、機能、効果を保証していません。本製品のマイクロプロセッサー固有の最適化は、インテル製マイクロプロセッサーでの使用を目的としています。インテル® マイクロアーキテクチャーに非固有の特定の最適化は、インテル製マイクロプロセッサー向けに予約されています。この注意事項の適用対象である特定の命令セットの詳細は、該当する製品のユーザー・リファレンス・ガイドを参照してください。 改訂 #20110804 |