インテル® IPP パフォーマンス・テスト・ツールの使用

インテル® IPP には、パフォーマンス・テスト用のコマンドライン・ツールであるインテル® IPP パフォーマンス・テスト・ツール (PTT) が含まれています。パフォーマンス・テスト・ツールは、インテル® IPP ライブラリーを実行するプラットフォームと同じハードウェア・プラットフォーム上で、インテル® IPP 関数のパフォーマンス・テストを実行します。

パフォーマンス・テストの実行ファイル ps_ipp*.exe (* は関数ドメインの接尾辞) は、\ipp\tools\<arch>\perfsys ディレクトリーにあります。 例えば、ps_ipps.exe は、すべてのインテル® IPP 信号処理関数のパフォーマンスを測定するツールです。

コマンドライン・オプションを使用して、テストする関数とパラメーター、およびパフォーマンス・テスト中に呼び出す関数の一覧を作成できます。関数とパラメーターは、.ini ファイルに定義するか、コンソールから直接入力できます。

結果は .csv ファイルに保存されます。 テストの進行はコンソールに表示され、.txt ファイルに保存できます。

列挙モードでは、コンソールでテストした関数の一覧のみを作成して .txt または .csv ファイルに保存できます。

コマンドラインの形式は次のようになります。

<ps_FileName>.exe [option_1] [option_2]... [option_n]

コマンドライン・オプションの簡単な説明をコンソールに表示できます。コマンドラインで -? または -h と入力します。

ps_ipps.exe -h

コマンドライン・オプションは、機能別にいくつかのグループに分かれています。複数のオプションを、オプション名の間に少なくとも 1 つのスペースを入れて任意の順序で入力できます。一部のオプション (-r-R-o-O など) は、異なるファイル名とともに複数回入力します。-f オプションは、異なる関数パターンで複数回入力します。 パフォーマンス・テスト・ツールのコマンドライン・オプションの詳細は、パフォーマンス・テスト・ツールのコマンドライン・オプションを参照してください。


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