インテル® MKL 11.3 ユーザーズガイド

リンクするライブラリーの選択

インテル® MKL とリンクするには、次のいずれかの操作を行います。

次の表は、アプリケーションとリンクするインテル® MKL ライブラリーを示しています。

 

インターフェイス・レイヤー

スレッド・ライブラリー

計算レイヤー

RTL

IA-32 アーキテクチャー、
スタティック・リンク

mkl_intel_c.lib

mkl_intel_thread.lib

mkl_core.lib

libiomp5md.lib

IA-32 アーキテクチャー、
ダイナミック・リンク

mkl_intel_c_dll.lib

mkl_intel_thread_dll.lib

mkl_core_dll.lib

libiomp5md.lib

インテル® 64 アーキテクチャー
スタティック・リンク

mkl_intel_lp64.lib

mkl_intel_thread.lib

mkl_core.lib

libiomp5md.lib

インテル® 64 アーキテクチャー、
ダイナミック・リンク

mkl_intel_lp64_dll.lib

mkl_intel_thread_dll.lib

mkl_core_dll.lib

libiomp5md.lib

インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャー、
スタティック・リンク

libmkl_intel_lp64.a

libmkl_intel_thread.a

libmkl_core.a

libiomp5.so

インテル® MIC アーキテクチャー、
ダイナミック・リンク

libmkl_intel_lp64.so

libmkl_intel_thread.so

libmkl_core.so

libiomp5.so

シングル・ダイナミック・ライブラリー (SDL) は、インターフェイス・ライブラリー、スレッド・ライブラリー、計算ライブラリーを自動的にリンクするため、リンクが単純化されます。次の表は、SDL を使用するダイナミック・リンク用のインテル® MKL ライブラリーを示しています。関数呼び出しまたは環境変数でランタイムにインターフェイス・レイヤーとスレッド・ライブラリーを設定する方法は、「インターフェイスとスレッド・ライブラリーの動的選択」を参照してください。

 

SDL

RTL

IA-32 アーキテクチャーおよびインテル® 64 アーキテクチャー

mkl_rt.lib

libiomp5md.lib

libiomp5md.lib とのリンクは必須ではありません。

上記のライブラリーの例外および代替情報については、「リンクの詳細」を参照してください。

関連情報